江副記念リクルート財団とは

株式会社リクルート創業10周年の際に「社会への貢献」を目的に検討され「リーダーシップのある人・向学心旺盛な人・将来何かやりそうな人」を応援するための奨学金制度「リクルートスカラシップ」が1971年に発足。その後リクルートからの基金寄附により1976年に当財団の前身となる財団法人「江副育英会」が設立されました。

2019年3月30日に「公益財団法人江副記念リクルート財団」への名称変更を経て、現在は音楽、スポーツ、アート、学術の分野において世界に挑戦し、ずば抜けた活躍をしそうな日本の若者を応援するための奨学金給付を行うとともに、人材の育成、創造の開発、スポーツの活発化等に向けた事業を行うことにより、日本の社会ならびに芸術文化の振興・発展に寄与することを目的として活動しています。

理事長メッセージ

奨学金制度「リクルートスカラシップ」は、株式会社リクルート創業10周年の際に「社会への貢献」を目的に検討された制度で、「学業・人格ともに優れ、向学心旺盛な学生で、経済上の理由のために就学困難な者に対して、学資の援助を行い、これによって人材の養成をはかり、社会の発展に貢献する」を目的に1971年に発足されました。以来、700名を超える奨学生の支援を行い、現在は音楽、スポーツ、アート、学術の分野において世界に挑戦し、秀でた活躍を目指す日本の若者を応援しています。

この奨学金制度は発足時から、学生達の”学ぶ動機”を大切にしながら活動を続けてきました。また、財団のユニークなポイントは、音楽・アート・スポーツ・学術の分野を超えて奨学生同士が励まし合い切磋琢磨できる環境があることです。学生の皆さんは険しい道に思い悩むこともあるかと思いますが、奨学生という仲間と共に、自分の好奇心を一番大切にしながら好きなことに精一杯打ち込んでいただきたい、それを応援するのがこの財団だと考えています。

江副記念リクルート財団はこれからも世界に挑戦する若者を応援してまいります。

代表理事理事長　峰岸真澄

事業紹介

• 「世界に挑戦し、ずば抜けた活躍をしそうな日本の若者」への奨学金給付事業
• 奨学生の活躍を支援するコンサート、交流企画の運営、情報発信

寄附のお願い

「世界で活躍することを目指す若者を一緒に応援してください！」
お預かりしました寄附金は、音楽、スポーツ、アート、学術の分野において、才能ある若者を支援する資金とさせていただき、その活動内容は当財団HPにて適宜公開させていただきます。

財団の沿革

設立〜1980年代

1971年	奨学金制度発足
1976年	「財団法人江副育英会」設立　 理事長：江副浩正

1990年代

1991年	20周年記念式典開催、オペラ部門新設　※現在は終了
1996年	スポーツ部門（スキー）新設
1997年	クリエイティブ部門新設（写真・グラフィック）※現在はアート部門へ変更

2000年代

2000年	器楽部門新設

2010年代

2012年	公益財団法人「江副財団」に移行「江副財団40周年記念コンサート」開催
2013年	江副財団から江副記念財団に名称変更　理事長に柏木斉が就任
2015年	理事長に峰岸真澄が就任
2019年	江副記念リクルート財団に名称変更

2020年代

2021年	紺綬褒章公益団体認定

財団創設者について

創設者江副浩正

1970年に株式会社リクルートは創業10周年を迎えました。この時、当時の社長で初代理事長の江副浩正は34歳。利益の社会的還元を目的にリクルートスカラシップを発足させる検討を開始し、1972年に「大学に進学して何を学ぶか」という就学動機の高い学生を対象に奨学金制度がスタートしました。

財団情報

情報開示